神楽坂大冒険、二頭の象と「トンボロ」現象‐前編

ヤマギシナオです。

2020年12月、年末休暇の初日にひとり神楽坂を散歩しました。
今日は、そこで出会った二頭の象と「トンボロ」について書きます。

神楽坂周辺の景観

飯田橋ダンジョン

まずは「飯田橋」駅から降りて神楽坂方面へ向かいます。ここでさっそく難所が現れました。

「地上へ出たいのに出られない……」

「飯田橋」駅は、JR中央・総武線のほか、東京メトロ有楽町線、南北線、東西線、都営地下鉄大江戸線の四路線が乗り入れています。
有楽町線ホームから大江戸線方面の「C1」出口に向かっていたのですが、階段を降り、エスカレーターを降り、どんどん地下深くへ潜っていきます。

「このまま地球の真ん中まで行ってしまうのではないか……」

不安な気持ちになりながら構内の案内に従って進んでいくと、ようやく最深部っぽいところに到着しました。

次はひたすら登ります。
エスカレーターが無い部分もあったので、息を切らしながらなんとか地上に出ることができました。

神楽坂周辺の道
駅前で写真を撮り忘れたので道中のイメージ画像です

少しダンジョンっぽくて楽しかったです。

大江戸線トリビア

後から調べたところ、大江戸線「飯田橋」駅の深さは32.1mとのことでした。比較的新しい路線のため、既存路線の下に作らざるを得なかったからだそうです。ちなみに大江戸線「六本木」駅は42.3mと日本一の深さらしい。

参考:地下鉄大江戸線は東京都の防災ネットワーク上、重要拠点である

フランス式ホットケーキを求めて

この日のお目当ては「熊木ホットケーキ店」。

神楽坂行くならちょっとくらい調べておこうと思いたまたま見つけただけでしたが、「フランス式」で表はサクッ、中はふっかりなホットケーキと聞いてとても食べてみたくなりました。

はやる気持ちを抑えて、まずは母におつかいを頼まれた「まかないこすめ」のハンドクリームを買いに向かいます。

「まかないこすめ神楽坂本店」外観

無事にゲット。

ホットケーキを求めて歩いていきます。

スナック ブーケ外観
スナック ブーケ
神楽坂周辺の路地
路地

大久保通りが二股に分かれるところを「右」、その先さらに三叉路で「右」を選択すると「瓢箪坂(ひょうたんざか)」に差し掛かります。

その名の由来は「瓢箪のように坂の途中がくびれているから」だそうです。

神楽坂付近の「瓢箪坂」
かなりの急勾配

参考:坂学会/瓢箪坂プロフィール
→全国の坂のプロフィールを見ることができる、面白そうなサイトです。ぜひ。

「新宿区立白銀公園」を右手に進んでいくと、素敵な店構えの雑貨店がありました。「暮らしの知恵と道具 jokogumo – よこぐも」さんです。竹製の買い物かごや布地のコースターといった雑貨のほかに、はちみつや洋服も販売していました。

雑貨店「よこぐも」の外観

しかし残念ながら、お洒落な空間に気後れしてしまい長く滞在することができませんでした。

今度、ウェブショップでじっくり見てみようと思います。

土地の神様にはご挨拶しないといけない気がする

ホットケーキに向かってさらに進んでいくと、「赤城神社」の入り口が出現しました。
これはなんとなくご挨拶しないといけないな、と思い、境内へ。

なんとそこには「あかぎカフェ」が。神社にカフェってありなんだ、と思いつつ、心は完全に「熊木ホットケーキ店」一直線だったためスルーしてしまいました。
「イタリア料理のシェフが手掛けるカフェメニュー」をいただけるそうです。どんなメニューなのか気になりますね。

お参りを済ませて、先へ。
と思ったら赤城下町を一望できるスポットがありました(まだ境内です)。

思わず立ち止まり写真を撮りました。

「赤城神社」からの眺望

階段を下って冒険を再開します。

「赤城神社」西側の階段
「赤城神社」西側の階段

後編へつづく

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